空き家問題が全国的に広まる中、相続した空き家をどうするか相談が多くあります。
長年空き家にすると家というのは傷みがどんどん進みます。その結果解体費などが割高になるケースも見受けます。
長年空き家であっても、土地の資産価値があれば、土地としての売却金額の中から解体費を捻出できるケースもあります。
ここ最近は解体費なども値上がり傾向です。中には土地の資産価値では賄えないマイナス売却も増えてきました。
手遅れになる前に早めに相談されることをお勧めします
例えば空き家を相続して概ね3年以内であれば優遇税制などもあるのでお早めに相談ください。
市街化調整区域については扱いが難しい場合もありますが、取引が出来る場合もあります。
今回は家が古くて解体整地渡し宅地として売る場合に限定して、以下に記入します。
昭和45年前後に用途地域の指定が全国で行われました。それ以前から宅地の場合は建て替えが出来るので売買可能です。
ただし山口県の場合以前の建物の延べ床面積の1.5倍までの建物の建て替えは認められますが、それ以上は宅地であっても認められないので、以前の建物の大きさが重要になります。登記があれば大きな問題はないのですが、未登記建物だった場合は当時の延べ床面積のエビデンスを作らなくてはならないので、未登記であれば登記して解体などの作業が必要となります。
そして、市街化調整区域という名前の通り、家を建てることを調整しているエリアのため、確実に建て替え可能というわけではなく、申請して許可がないと建て替えできません。また一般的に水道や下水が配備されてないことも多く、市外化区域と同様の価格というわけにもいかないのが実情です。
家の大きさにもよりますが、大きすぎると売れにくい傾向にあります。
中古住宅の売れ筋は3LDKから5LDKあたりが多く、それ以上大きいと売れるまでに時間がかかったり、売りたい金額で売れなかったりします。
自動車なども普通の大きさの車は中古車として良く流通しますが、大きすぎたり燃費が悪かったり、デザインや色が奇抜だと売れにくくなります。中古住宅にも大きさ以外に売れにくくなる要因があります。
需要と供給で不動産は流通しますので、大きい家でもそれを求める人がいれば成り立ちます。
市場に出してみないとわからないところですが、何でもオーケイ不動産に相談頂ければ最適な売却案や方法をご提案します。まずはご相談ください。
これ時々聞く相談なのですが、不動産会社としても10年後は分からないというのが本音です。
市街地の一部は値が上がっているエリアもありますが、大半の地域は下落傾向です。特に公共交通や商業施設のないエリアは下落しています。
皆様同じような悩みですが、将来的に住みにくくなりそうだとか、負の財産になりそうだからなどです。
現在は新築着工戸数が減少し、比例して中古住宅や土地を求めている人も年々減っている印象です。
需要と供給で不動産の取引は成り立ちますので、需要のない中でたくさんの不動産が出てくると当然ですが安くしないと売れない現象になります。エリアによっては価格の問題ではなく需要がなく売れない場所もあります。
10年後は分からないですが、ある程度の予測とご提案は出来ると思います。
もしも、もやもやと悩んでいましたら、オーケイ不動産にご来店ください。少しは役に立つ情報が提供できるかもしれません。
売却以外の選択肢に借家にするという方法もありますね。
借家の場合、手直しがあまりにも多額になる場合は借家の方法はお勧めしません。
安価に手直しが出来て、貸した後も不具合などあまり出ないような状況であれば借家も選択肢として良いと思います。
ただし借家として役目を終えた後の事も考えると築年数が古ければ最終解体工事になるので、その資金はプールしておく必要があります。
例えばですが、築20~30年前後の建物であれば購入希望者もいます。しかし築40年~50年くらいになると購入希望者も減っていきます。
中古自動車が3~5年落ちであれば人気も高く高値で売却できるのと同じように、中古住宅の売り時もあります。
借家に出したころは築30年だったが、退去するころには築40年となり売れにくくなり結果解体費用がかかりあまりプラスにならなかった。などのような事も起こりえます。
また地域によっては入居率が悪い場合もあります。
判断に迷う場合もあると思います。こんな時は遠慮なくご相談頂ければと思います。
まず物件の登記簿も相続登記が必要です。これは司法書士に依頼するか、ご自身で行うことも出来ます。
司法書士の場合弊社で紹介も致します。
相続登記ができれば、あるいは出来る見込みの状況で売りに出すことが出来ます。
売却後に不動産譲渡所得税などかかる場合もあるので、どのように売るかは検討する必要があります。
個別に対応致しますので、お気軽にご相談ください。
これ実は良くあることなんです。
結論から言うとケースバイケースで売れる時もあり売れない時もあります。
解体整地渡しの土地として市場に出す場合は中の荷物などは影響なく、成約した後に解体と合わせて荷物処分できます。
問題は中古住宅として市場に出す場合です。この場合買い手の判断に左右されます。
比較的ですが、荷物がある状態だと買い手の印象があまりよくないせいか、成約までに時間を要することが多いです。
先行投資で先に荷物処分する方法が可能であれば、そちらがおすすめです。なぜなら買い手が判断しやすくなるからです。
床や壁やタタミの状態や収納の奥行きなど買い手が判断する箇所に荷物がいっぱいだと、とりあえず見送るというような事も見受けます。
解体渡しとして売土地なのか、中古住宅で出す方が良いのか判断が難しい場合はひとまずそのままで良いと思います。
いずれにしても荷物の処分を業者に頼む場合は費用がかかります。
売れた金額の中から捻出するか、先行投資で捻出するか、これは売主様の判断です。
築年数よりもその物件がニーズに合うかどうかで成約するかどうか決まるように思います。
ニーズは間取りや駐車スペース、立地、適切な価格などです。
築浅の方が売れやすい傾向にはありますが、現実に築30年や40年50年といった成約例もあります。
特殊な間取りや、壊れが多い場合は買い手が現れにくくなります。
ですが、壊れが多くても適切なリフォーム案などの提案で検討してくれる人もいます。
私どもは物件のありのままを受け入れ、適切な売却方法を提案します。
中古住宅では、家の作りに詳しいアドバイザーとしてご案内。
リフォームの案が必要な物件の場合はその案の作成。
解体して土地として売る場合は敷地の寸法図などの作成。
売主様買主様それぞれの必要な業者の手配、銀行や必要な専門家の手配なども行います。
要するに買い手が検討しやすい状況を作って行くことが、売却するための第一歩と考えています。
売れますか?に対しては、売れるための最善を尽くしますと回答します。
まず、固定資産税は、その年の1月1日現在、土地または家屋を所有している方に課税されます。
そのため、年度の途中で売買する場合は日割り清算を行います。
そして、確定申告は、売却した年の翌年3月15日までに確定申告をする必要があります。
サラリーマンの方で年末調整をされている場合でも、確定申告をする必要がありますのでご注意下さい。
尚、各税務署で無料相談を実施していますので、利用されて下さい。
考え方はそれぞれです。
仮に、築20年超えの物件は、リフォームをした方が早く売れる場合があります。
古いことを気にせず、自分でリフォームしたいという方にはあまり効果はないと思われます。
また、リフォームをした方が、予算で新築を買えない方や新しい設備をご希望の方には高く評価されます。
ただ、リフォームする場所によっては、費用を回収できるか分からないので、査定時に担当に遠慮無くご相談ください。
現在、住んでおられる場合は、鍵を預けていただく必要はありません。
空き家となった場合は、弊社へ預けられたほうが内覧などのとき煩わしくありません。







